あせらず あわてず 花咲くまで

40代主婦が経済的自立をはかり、色々チャレンジしてみるブログ

嫁は物じゃないんですよ。

私の実家は東北です。
年に一度だけ帰省するのですが、それには理由があります。 

結婚した当初からずーっと言われ続けてきた言葉。
「お前はうちが嫁にもらったんだからしょっちゅう実家に帰るもんじゃない」
これ、旦那のじいちゃん、お父さんの言葉。
なので、結婚してからは年に一度帰るか帰らないかくらいの頻度です。 

旦那の実家は本家なので、正月には親戚一同集まって初詣に行き、その後家で飲み会のようなものが始まるのです。
その関係で正月は帰れないので、夏休みに帰ることにしています。 

その夏休みの帰省も、旦那の実家にお断りを入れないと文句を言われるわけで。 そもそも、嫁にもらったとか、くれたとか、嫁は物じゃねーし。

昔の人だから仕方ないのかもしれないけど、その言葉聞くたびにイラっとする。
またかよっ!って思う。
うちの父も結婚の顔合わせの会話の中で、もらうだのくれるだの何度も言われてすごく違和感があったって。
結婚相手が「娘さんを下さい」って挨拶するのはなんとなくわかる。
でも義父の言い方はなんかニュアンスが違うというかなんというか・・・。

町のスローガンみたいなやつがあるんだけど、旦那の実家がある町は人権を前面に出してて、お父さんも人権のイベント?会議?勉強会?とかよく出てるらしいの。
一体そこでは何を学んでくるのか。 

嫁をもらうとか、くれるとか、それは人権侵害ではないの?
私を自由に帰省させないのは人権侵害ではないの? 

 

ま、そんなしょっちゅう帰省できる距離じゃないし、お金も時間もかかるから、自由に帰省できたとしてもお盆と正月くらいだろうけど。 

それに今となっては、そんな言葉は無視して一言も言わず勝手に帰りますけどね。
強くなったな、私。 

 

正月明け、その実家の飲み会で、何をして年越ししたかって話題になったりもして、私は正直に言います。
パパは毎年年末年始2泊のスキー旅行行くから、うちら3人毎年ガキ使見ながらグダグダしてるし、初売りにすら行かないよって。
そしてお母さんの返事はいつもこう。
「えー?年末年始は家族で過ごしたらいいのにぃ。まったくねぇ」
毎年毎年同じ会話をするのに、まるで初めて聞くかのような返事。
それでもめげずに毎年同じことをチクる私ww
親からガッツリ言ってくれ。

 

 

 そして、この時期になると思うこと。
嫁の実家で不幸があった時は何故喪中じゃないのかってこと。 

私の父は震災でなくなっている。
そんな年でも新年迎えて旦那の実家行けば普通に「明けましておめでとう!!」って言って初詣連れてかれてパーティー。
私の気持ちの中では喪中なんですけど、実際は喪中じゃないんですよね。 

今年は旦那の実家で不幸があった。
旦那はせっせと喪中のハガキを作っていた。
自分の分だけ。 

結婚してからずっと年賀状担当は私だったのだけど、ここ数年はめんどくさくなってしまって大晦日に印刷してガキ使見ながらコメントを書くという流れ。
1日必着にこだわる旦那は自分のだけ印刷してだすようになったわけです。
今までわたしがやってきたのだからまとめて印刷してくれても良さげなもんだけどね。
それはやってくれない。
毎年毎年友達数人に出すだけの為にCDロム付きの年賀状ソフト買ってきてるけど、それムダですから。 

喪中ハガキ出さなきゃいけないとは思うんだけど、みんなから届く年賀状は子供達も楽しみにしてるから私は出さない。
それは旦那の実家の不幸だからじゃなく、自分の実家の不幸でもそうしてきた。
旦那は地元だから友達に会おうと思えばいつでも会えるけど、私は数年に一度しか会えない友達のほうが多いから。
たまにある同窓会なんかもだいたい正月だから参加できないし。
寒中見舞いを出そうと思います。 

 

しまった!またすっかり話がずれてしまった!

 

まとめ→嫁だって正月実家に帰りたいんだぞ!

 

 

寝正月だな・・・

 

 

 

補足:義父母とうまくいってないわけではありません。

 

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